ダウントンアビー2ndシーズン 第5話

ウィリアムとデイジーの結婚式

ウィリアムとデイジーの結婚式


【設定年】
1918年アミアン

【できごと】
●マシューとウィリアムがアミアンの戦いで大怪我をする

 

●ベイツの妻がベイツがダウントンアビー に戻ったことを知り(オブライエンが手紙を書いたから)、ダウントンアビー に訪れ、再度ベイツを脅す

 
●マシューは脊椎を損傷して二度と歩けないし、子供も作れないと診断される
 
●ウィリアムは肺の損傷が激しく、もう長く持たないと診断される
 
●将校の子供を産んだエセルはヒューズさんに食べ物を分けてもらう生活をしている
 
●メアリーはカーライルに自分の過去でベイツ夫人に脅されていることを打ち明け、助けを求める
 
●マシューは自分の症状を知りラビニアに別れたいと告げる
 
●夫を戦争で亡くしたジェーンがメイドとして働き始める
 
●ウィリアムはデイジーと結婚する
 
●ウィリアムが亡くなる



子供が作れなくなったことをラビニアに告げるマシュー

子供が作れなくなったことをラビニアに告げるマシュー

マシューの告白をメアリーに相談するラビニア

マシューの告白をメアリーに相談するラビニア


【注目英語表現】

「Someone walked over me grave.」
ウィリアムが怪我をしたシーンの後でデイジーが身震いして言うセリフ。
直訳では「だれかが私の墓の上を歩いている」
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「But just because life isn't easy doesn't mean it isn't right.」

マシューに「本当の夫婦になれない」と言われたラビニアのセリフ

 

【当時の社会】
しばらく女性運動に参加しないというシビルにブランソンが「パークハンスト」を引合いに出す。

パークハンストを引き合いに出すブランソン

パークハンストを引き合いに出すブランソン

ダウントンアビー2nd シーズン 第4話

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【設定年】
1918年

【できごと】
●療養所についてコーラとイザベルの対立が深まり、イザベルは北フランスの支局に向かう。
●バイオレットの助言でメアリーはブランソンとシビルの仲を疑い始める。
●ダウントンで音楽会の準備が始まる。
●バードさんにより戦争から帰った人への無料食堂が開かれる。
●ベイツのパブをグランサム伯爵が訪れ和解、ベイツはダウントンに戻る事になる。
●マシューとウィリアムが探索中に行方不明になるが、音楽会の最中に二人揃って無事に戻り、皆が歓喜する。
●エセルは少佐との逢引をヒューズに目撃されダウントンを去るが、妊娠がわかりヒューズに助けを求める。

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【注目英語表現】

バイオレット「I had an endless series of crushes at her age.」

シビルに好きな人がいないか心配するバイオレットのセリフ。日本語訳では「私が若い頃は恋ばかりしていたわ。」

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バイオレット「I'm a woman, Mary. I can be as contrary as I choose」f:id:yooco25:20180803141349p:plain

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メアリー「Open his chest and carve her name on his heart?」
バイオレットだけでなく父にまでマシューとの復縁について言われ、マシューにはラヴィニアがいるのよと説得するメアリー。

 

ヒューズ「Mr Bates. You're a sight for sore eyes. Welcome home.」
戻ってきたベイツを迎え入れるシーンで。f:id:yooco25:20180803132053p:plain

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ベイツ「So, we've both returned, you and I. Couple of bad pennies.」
戻ってきたベンツがトーマスに言うセリフ。

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ウィリアム「Did you have me boxed up and buried?」
無事に戻って驚くデイジーに「死んでるかと思った?」

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【ファッション】
音楽会の日にメアリーが着ている、花柄のブラウスに若草色のロングスカートを合わせた洋服が素敵♡

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ダウントンアビー2nd シーズン 第3話

f:id:yooco25:20180730162824p:plain【設定年】
不明

【できごと】
●ダウントンアビーは将校用の保養施設になりコーラとイザベルが運営に関して対立する。
●アンナは村でベイツを見かけ、カービー・ムアサイドにあるパブで働いている事を突き止め訪れる。
●オブライエンがトーマスを保養施設の運営責任者にしようとコーラに仕向ける。
●トムに招集状が届くが心雑音が見つかり軍に入る事を免れる。
●ラングはパットモアさんの甥が敵前逃亡したことをうっかり皆の前で話してしまう。
●トムはいとこが復活祭蜂起で殺された事をシビルに告白する。
●エセルとブライアント少佐が親しくなる。
●ストラット将軍が視察で訪れ、トムは食事中に汚水をかけようと試みるがアンナやヒューズ、カーソンによって阻止される。
●イーディスが皆の前でストラット将軍に褒められる。
●ラングがダウントンアビーを去る。
●メアリーはロザムンドの調査でラビニアが叔父の情報をカーライルに売った事を知るがマシューには言わない決断をする。
●ウィリアムとデイジーが婚約する。f:id:yooco25:20180730162713p:plainf:id:yooco25:20180730162742p:plainf:id:yooco25:20180730162801p:plain


【この時の世の中のできごと】
ロシアでケレンスキーが首相になる

 

【気になる英語フレーズ】

 メアリー「You sound as if you're going to gobble her up.」

カーライルに脅されていたラビニアを問いただそうとお茶に誘おうとするバイオレットに一言。

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シビル「Trust me, you have a talent that none of the rest of us have. Just find out what it is and use it. It's doing nothing that's the enemy.」

自分が役立たずだと感じているイーディスに対してシビルの言葉。

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オブライエン「she'll have her nose in every pie before you can say Jack Robinson.

 he's always had a soft spot for Downton.」

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ブランソン「And if that doesn't make the newspapers, then I'm a monkey's uncle.」

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ラング「Who would've guess that when he was saying hello to the neighbours, or kissing his mother goodnight.」
日本語訳では「事前に想像できたか?」だけ。

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ヒューズ「You're not the only member of the walking wounded in this house.」

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オブライエン「Handsome and off limits.」
恋は厳禁よ

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マシュー「I hadn't cast you as Florence Nightingale.」

看護婦のように働くメアリーを見て。

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メアリー「No names, no pack drill.」

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ブランソン「Don't count your chickens. If I don't get them one way, I'll get them another.」

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エセル「Spoil sport.」
つまらない人。

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バイオレット「You sound like Robespierre lopping off the head of Marie Antoinette.」

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イーディス「He hasn't an unkind bone in his body.」

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マシュー「What a testimonial.」

メアリーがラビニアを褒めたことに対して。君のお墨付きとはね!

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アンナ「Mr Carson sent him back to his cottage to stew in his own juice.」
エセルに汚水を掛けようとしたブランソンはどうなったか聞かれて。

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【メモ】
ベイツが働いているパブ…The Red Lion in Kirkbymoorside.

ブランソンのいとこが殺された場所…North King's Street 

ラビニアが叔父の秘密文書を盗んで公表した騒動…Marconi scandal

 

ダウントンアビー2nd シーズン 第2話

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1917年4月

 

【できごと】

●前線にいたラングがベイツのかわりに従者として働き始める。

●ウィリアムに招集状が届く。

●トーマスがオブライエンの助力でクラークソン少尉のもと病院で働き始める。

●カーライルがダウントンアビーに初めて訪れる。

●視力を失ったコートニー中尉をトーマスとシビルが手厚くケアするが自殺してしまう。

●カーソンがディナーの給仕中に過労で倒れる。

●カーソンはメアリーに「マシューに気持ちを伝えるよう」アドバイスする。

●ラビニアがカーライルに脅されているところをイザベルが目撃する。

●メアリーはカーライルにプロポーズされる。

●モールズリーはアンナに告白する。

●イーディスは農夫ドレイクの農作業を手伝いキスシーンを彼の奥さんに見られる。

●パットモアは甥っ子(アーチボルド・フィルポッツ)が敵前逃亡の罪で射殺されたことを知る。

 


【注目英語フレーズ】

バイオレット「Ask Rosamund. It'll take the edge off it.」
メアリーがカーライルを夕食に誘うというのでバイオレットはロザムンドを目くらましに呼ぼうとする。
take the edge off =和らげる、緩和する

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バイオレット「Edith! You are a lady, not Toad of Toad Hall.」
ドレイクの所でトラクターの運転を手伝うというイーディスに対してバイオレットが言う台詞。Toad of Toad HallというのはA・A・ミルンによる戯曲ヒキガエル館のヒキガエル」のことらしいがどういう比喩が不明。

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アンナ「Why not? He's got broad shoulders.」
行方不明になった甥っ子のことで悩むパットモアにアンナが伯爵に頼むよう進める台詞。broad shouldersは広い肩幅を持っているさまから「頼りになる」の意味。

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ドレイク「To the victor the spoils.」
仕事を終えたイーディスに農夫ドレイクが飲み物を渡すシーンで。「勝者にご褒美を」のような意味かと。

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トーマス「Imagine Carson without a footman. Like a ringmaster without a pony.」
ダウントンアビーに戻ったトーマスの嫌み。「カーソンは馬のいない曲馬団長か」

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コーラ「They're working her like a pack horse in a mine. 」
ブランソンに「後で病院に行ってシビルに夕方の食事に戻るよう伝えて」と言った後の台詞。日本語字幕では「あの子をこき使うなんてひどいわ」

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アンナ「I'm a trooper. 」
ヒューズさんに「あなたは(ベイツがいなくなって)大丈夫?」と聞かれて。
trooper=根をあげない人

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マシュー「Touch wood.」
ロバートに「今回も無事に戻って良かった」と言われたマシューの台詞。「幸運にも」という意味?

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バイオレット「I am not a romantic.」「But even I will concede that the heart does not exist solely for the purpose of pumping blood」
イザベルに「メアリーの結婚相手にカーライルを」と勧められたバイオレットの台詞。

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ヒューズ「The world does not turn on the style of a dinner 」
カーソン「My world does.」
過労で休むカーソンと心配するヒューズのやりとり。

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メアリー「That's like asking the fox to spare the chicken」
「イーディスにそんなにきつく当たらないで」というマシューに対してのメアリーの台詞。日本語字幕では「私にはいい獲物なの」。ひどい…。

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【メモ】

●モールズリーがアンナに貸した本はエリザベス・フォン・アーニムによる『エリザベスと彼女のドイツの庭園(Elizabeth and Her German Garden)』というロマンス小説

ダウントンアビー2nd シーズン 第1話

f:id:yooco25:20180628142915p:plain【設定年】

1916年 ソンムの戦いから物語がスタート

 

【できごと】
●新しいメイドとしてエセルが働き始めるが生意気な態度でみんなに嫌われる。

●連隊長に任命される手紙が届きロバートが喜ぶもお飾りの名誉職でがっかりする。

●イーディスはブランソンに車の運転を習う。

●ウィリアムは軍に入りたいが、父親が反対する。

●病院に寄付を集めるパーティーが開かれる。

●ベイツが母親の葬儀から帰りアンナにプロポーズする。

●マシューが婚約者ラビニアを連れて戦地からダウントンアビーを訪れる。

●シビルは知り合いの男性の訃報に触れ、何か役に立ちたいとイザベルに相談する

●シビルはヨークの看護学校に入る前に料理の基礎をパットモアさんから学ぶ。

●イザベルはモールズリーやウィリアムに招集の手紙が来ないのはバイオレットの仕業だと気づく。

●休暇を終え戦地に戻るマシューにメアリーはお守りのぬいぐるみを手渡す。

●ベイツは妻ヴェラにパムークの件をばらすと脅されてダウントンアビーを去る。

●ウィリアムはデイジーにキスされ告白する。

看護学校にシビルを送り届けたブランソンはシビルに気持ちを打ち明ける。

●前線にいるトーマスは帰る為に自分の左手を犠牲にする。

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【注目英語フレーズ】

コーラ「You can't jump in the army like a jack-in-the-box.」
連隊長に任命される手紙が届き喜ぶロバートに対してコーラが心配して言うセリフ。

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ブランソン「I'll cross that bridge when I come to it.」

イーディスに「召集が来たら戦争に行くんでしょ」と聞かれたブランソンのセリフ。
直訳すると「橋まで来たら渡る」だが、「その時がきたらなんとかするよ」の意。

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パットモア「they can't expect Belshazzar's feast.」

パットモアさんのセリフ。「病院の資金集めのパーティだから、みんな豪華な食事は期待してないよ」

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バイオレット「Hot buttered toast with a countess, a tuppence a slice?」

寄付を集める為にはなんでもすると言うロバートに冗談で「私と一緒に朝食をとったら2ペンス?」

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エセル「I would be if Anna would stop teaching me how to suck eggs.」

アンナに仕事の事を教えられるのが気に入らないエセルが愚痴をこぼすシーンで。
Teaching grandmother to suck eggsおばあさんに卵の吸い方を教える)」の意から
日本語で言う「釈迦に説法」の意味。

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カーソン「I do not agree. Keeping up standards is the only way to show the Germans that they will not beat us in the end.」

ヒューズ「Well, give me some warning the next time we're expecting Germans at Downton, I'll see what I can do.」

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バイオレット「I hate Greek drama. You know, when everything happens off stage.」

マシューが婚約したことをしらないメアリーが駅でマシューと鉢合わせしないと知りホッとするバイオレットのセリフ。

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オブライエン「You've got a cheek on your first day.」

初日から生意気なエセルにチクリ。
cheek(頬)に生意気という意味がある事を初めて知りました。

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メアリー「when I'm here, I ache to hear my heels clicking on the pavement.」

「ここにいるとロンドンが恋しいわ」という日本語約だがメアリーの表現はもっとおしゃれ♡
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バイトレット「 war deals out strange tasks.」
看護学校に入学するシビルについてバイオレットが言うセリフ。
「戦争は人に奇妙な使命感を与えるわ」

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メアリー「please stop treading on eggshells. I've other fish to fry.」

マシューに未練があると思われたメアリーが言うセリフ。
「I've other fish to fry」というのは「他にするべきことがある」というお決まりのフレーズのようです。私はてっきり「他にも釣った魚がいる」という嫌味かと思ってしまいました。

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ブランソン「Then bet on me. And if your family casts you off, it won't be forever. They'll come around. And until they do, I promise to devote every waking minute to your happiness.」

ブランソンがついにシビルに気持ちを打ち明けるシーン。ドキドキしました♡

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【メモ】
●病院の資金集めのコンサートに現れた悪意のあるご婦人たちが戦争に行っていない若い男性に白い羽を渡して「卑怯者」と罵るシーン。
白い尾羽根のある闘鶏は弱いということから白い羽根は弱虫を意味するようです。

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●個人的に面白かったのはシビルが看護学校に入る準備のためみんなが部屋でパッキングをするシーンで、イーディスが「ディナーに誘われるかもしれないからドレスをもっていけば」と言い、シビルが「私は勉強にいくのよ」と断ると、横からすかさずメアリーが「でも1枚くらい」と別のドレスを持ってくるやりとり。
貴族の常識と普通の人の常識が違う事が面白く描かれていてクスッとなりました。

ダウントンアビー1stシーズン 第7話

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【設定年】
1914年7月

 

【できごと】
●ロンドンから伯爵一家が帰ってくる。(その間にウィリアムは母を看取る)
●メアリーはみんなと一緒に帰らず、しばらくロンドンのロザムンド宅に残る。
●コーラが妊娠する。
●オブライエンがベイツの過去の罪の情報(連隊のメダルを盗んだこと)を手に入れ、カーソンや伯爵が知る事になる。
●メアリーはネイピアから「大使館に手紙を書いたのはイーディス」だと教えられる。
●バイオレットのメイドがやめる事になり、コーラが求人を出すがオブライエンは自分がクビになると勘違いする。
●パットモアがロンドンで目の手術を受ける。
●パットモアに付き添ってロンドンに行ったアンナは軍の関係者から聞いたベイツの実家を尋ねる。
●パットモアとクローリーハウスの料理人バードが対立する。
●コーラの妊娠を知り、ロザムンドがメアリーに結婚を待つように説得する。
●デイジーはパットモアに頼まれ、バードの作った食事に細工をする。
●電話会社のブロミッジが訪れ、屋敷に電話を設置する。
●シビルの手助けをかりてグウェンが電話会社の面接を受ける。
●トーマスは戦争になると踏んで軍の病院で働く計画をたてる。
●オブライエンはコーラの入浴中石鹸で滑るように仕組み、コーラは子供を失う。
●イーディスが大使館に手紙を書いたと知ったメアリーはストラランが遊園会でイーディスにプロポーズしないように仕組む。
●マシューはメアリーを振る。
●イギリスはドイツに宣戦布告をする。

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〈写真:電話をおそるおそる触るカーソンさん〉


【この時代について】
●1914年6月28日 オーストリア皇位継承者フランツ・フェルディナント夫妻、セルビアで組織された暗殺団に属するプリンチップによってサライエボで暗殺される(サライエボ事件)

●1914年8月4日 イギリス、ドイツのベルギー中立侵犯を理由としてドイツに宣戦布告

 

【注目英語表現】
ロバート「I think I'll wash the train off before dinner.」
ロンドンから帰ったロバートがカーソンに言うセリフ。
「電車を洗う?」だと意味がわからないので「電車の疲れを洗い流す」の意味なのかな?

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コーラ「O'Brien has me wrapped in silk and feathers.」
オブライエンが妊娠した自分を労ってくれると説明するセリフ。

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バイオレット「I mean, why would she want to leave me? I've been as gentle as a lamb.」「Most of the time.」
メイドがやめてしまうことを嘆くバイオレット。

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シビル「Why, Granny, you're a romantic.」
バイオレット「I've been called many things, but never that.」

 

 

 

【ファッション】

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フラワーショーでも着ていたけれど、このメアリーのドレスは涼しげで素敵♡

ダウントンアビー1stシーズン 第6話

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1914年5月

 

【できごと】
●シビルは自由党の集会に行った事がばれて伯爵に怒られる。

●メアリーを中傷する内容の手紙がカーソンに届き、カーソンはコーラに相談する。

●トーマスとオブライエンはベイツにワイン窃盗の罪を着せようとする。

ストラランとイーディスがドライブをきっかけに親しくなる。

●メアリーのパムークに関する事件をバイオレットが知り、コーラと仲違いをする。

●シビルが選挙結果を聞きに集会を訪れ、乱闘に巻き込まれケガをする。

●シビルを助けたことでマシューとメアリーの距離が縮まりマシューはメアリーにプロポーズする。
●デイジーの告白(嘘をついた事を認める)でベイツの疑いが晴れるが、ベイツは昔酒浸りで窃盗の罪で服役していたことをカーソンとヒューズ、アンナに打ち明ける。

●メアリーがウィリアムに彼の母の病気のことを教えて休みを取らせる。

 

【注目英語フレーズ】

バイオレット「No! She isn't until she is married. Then her husband will tell her what her opinions are.」

集会に行ったシビルを責める伯爵とバイオレットに対し、メアリーが「シビルにも意見があるわ」と言った後のバイオレットのセリフ。

 

ウィリアム「Stranger things happen at sea.

メアリーに執事になる夢を語るシーンのセリフ。日本語の字幕では「夢は大きく持たなきゃ!」。

 

バイオレット「I always thought this family might be approaching dissolution. I didn't know dissolution was already upon us. 

メアリーとパムークの事件を知り、コーラを責めるバイオレットのセリフ。

 

デイジーI never had that in my childhood. Someone you could always trust.」

ウィリアム「I trust them, they trust me. There are no lies in our house.」

デイジーの身の上がわかるシーンのやりとり。この会話で嘘のない家庭に憧れたデイジーだからこそ、ウィリアムとの結婚やその後の彼の家族とのやりとりに悩むことになるんですね。
 
メアリー「You'll have to stick up for him, because Papa will skin him alive.
集会で倒れたシビルに言うセリフ。日本語の字幕では「お父様は彼を殺すわ」だけど、実際は「生きたまま皮を剥ぐ」だって!!!怖い!

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バイオレット「She reads too many novels. I mean, one way or another, everyone goes down the aisle with half the story hidden.
マシューに(パムークの)事実を話すというメアリーの考えに対するバイオレットの意見。


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