ダウントンアビー2nd シーズン 第2話
【設定年】
1917年4月
【できごと】
●前線にいたラングがベイツのかわりに従者として働き始める。
●ウィリアムに招集状が届く。
●トーマスがオブライエンの助力でクラークソン少尉のもと病院で働き始める。
●カーライルがダウントンアビーに初めて訪れる。
●視力を失ったコートニー中尉をトーマスとシビルが手厚くケアするが自殺してしまう。
●カーソンがディナーの給仕中に過労で倒れる。
●カーソンはメアリーに「マシューに気持ちを伝えるよう」アドバイスする。
●ラビニアがカーライルに脅されているところをイザベルが目撃する。
●メアリーはカーライルにプロポーズされる。
●モールズリーはアンナに告白する。
●イーディスは農夫ドレイクの農作業を手伝いキスシーンを彼の奥さんに見られる。
●パットモアは甥っ子(アーチボルド・フィルポッツ)が敵前逃亡の罪で射殺されたことを知る。
【注目英語フレーズ】
バイオレット「Ask Rosamund. It'll take the edge off it.」
メアリーがカーライルを夕食に誘うというのでバイオレットはロザムンドを目くらましに呼ぼうとする。
take the edge off =和らげる、緩和する
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バイオレット「Edith! You are a lady, not Toad of Toad Hall.」
ドレイクの所でトラクターの運転を手伝うというイーディスに対してバイオレットが言う台詞。Toad of Toad HallというのはA・A・ミルンによる戯曲「ヒキガエル館のヒキガエル」のことらしいがどういう比喩が不明。
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アンナ「Why not? He's got broad shoulders.」
行方不明になった甥っ子のことで悩むパットモアにアンナが伯爵に頼むよう進める台詞。broad shouldersは広い肩幅を持っているさまから「頼りになる」の意味。
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ドレイク「To the victor the spoils.」
仕事を終えたイーディスに農夫ドレイクが飲み物を渡すシーンで。「勝者にご褒美を」のような意味かと。
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トーマス「Imagine Carson without a footman. Like a ringmaster without a pony.」
ダウントンアビーに戻ったトーマスの嫌み。「カーソンは馬のいない曲馬団長か」
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コーラ「They're working her like a pack horse in a mine. 」
ブランソンに「後で病院に行ってシビルに夕方の食事に戻るよう伝えて」と言った後の台詞。日本語字幕では「あの子をこき使うなんてひどいわ」
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アンナ「I'm a trooper. 」
ヒューズさんに「あなたは(ベイツがいなくなって)大丈夫?」と聞かれて。
trooper=根をあげない人
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マシュー「Touch wood.」
ロバートに「今回も無事に戻って良かった」と言われたマシューの台詞。「幸運にも」という意味?
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バイオレット「I am not a romantic.」「But even I will concede that the heart does not exist solely for the purpose of pumping blood」
イザベルに「メアリーの結婚相手にカーライルを」と勧められたバイオレットの台詞。
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ヒューズ「The world does not turn on the style of a dinner 」
カーソン「My world does.」
過労で休むカーソンと心配するヒューズのやりとり。
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メアリー「That's like asking the fox to spare the chicken」
「イーディスにそんなにきつく当たらないで」というマシューに対してのメアリーの台詞。日本語字幕では「私にはいい獲物なの」。ひどい…。
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【メモ】
●モールズリーがアンナに貸した本はエリザベス・フォン・アーニムによる『エリザベスと彼女のドイツの庭園(Elizabeth and Her German Garden)』というロマンス小説