ダウントンアビー2nd シーズン 第1話

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1916年 ソンムの戦いから物語がスタート

 

【できごと】
●新しいメイドとしてエセルが働き始めるが生意気な態度でみんなに嫌われる。

●連隊長に任命される手紙が届きロバートが喜ぶもお飾りの名誉職でがっかりする。

●イーディスはブランソンに車の運転を習う。

●ウィリアムは軍に入りたいが、父親が反対する。

●病院に寄付を集めるパーティーが開かれる。

●ベイツが母親の葬儀から帰りアンナにプロポーズする。

●マシューが婚約者ラビニアを連れて戦地からダウントンアビーを訪れる。

●シビルは知り合いの男性の訃報に触れ、何か役に立ちたいとイザベルに相談する

●シビルはヨークの看護学校に入る前に料理の基礎をパットモアさんから学ぶ。

●イザベルはモールズリーやウィリアムに招集の手紙が来ないのはバイオレットの仕業だと気づく。

●休暇を終え戦地に戻るマシューにメアリーはお守りのぬいぐるみを手渡す。

●ベイツは妻ヴェラにパムークの件をばらすと脅されてダウントンアビーを去る。

●ウィリアムはデイジーにキスされ告白する。

看護学校にシビルを送り届けたブランソンはシビルに気持ちを打ち明ける。

●前線にいるトーマスは帰る為に自分の左手を犠牲にする。

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【注目英語フレーズ】

コーラ「You can't jump in the army like a jack-in-the-box.」
連隊長に任命される手紙が届き喜ぶロバートに対してコーラが心配して言うセリフ。

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ブランソン「I'll cross that bridge when I come to it.」

イーディスに「召集が来たら戦争に行くんでしょ」と聞かれたブランソンのセリフ。
直訳すると「橋まで来たら渡る」だが、「その時がきたらなんとかするよ」の意。

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パットモア「they can't expect Belshazzar's feast.」

パットモアさんのセリフ。「病院の資金集めのパーティだから、みんな豪華な食事は期待してないよ」

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バイオレット「Hot buttered toast with a countess, a tuppence a slice?」

寄付を集める為にはなんでもすると言うロバートに冗談で「私と一緒に朝食をとったら2ペンス?」

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エセル「I would be if Anna would stop teaching me how to suck eggs.」

アンナに仕事の事を教えられるのが気に入らないエセルが愚痴をこぼすシーンで。
Teaching grandmother to suck eggsおばあさんに卵の吸い方を教える)」の意から
日本語で言う「釈迦に説法」の意味。

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カーソン「I do not agree. Keeping up standards is the only way to show the Germans that they will not beat us in the end.」

ヒューズ「Well, give me some warning the next time we're expecting Germans at Downton, I'll see what I can do.」

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バイオレット「I hate Greek drama. You know, when everything happens off stage.」

マシューが婚約したことをしらないメアリーが駅でマシューと鉢合わせしないと知りホッとするバイオレットのセリフ。

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オブライエン「You've got a cheek on your first day.」

初日から生意気なエセルにチクリ。
cheek(頬)に生意気という意味がある事を初めて知りました。

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メアリー「when I'm here, I ache to hear my heels clicking on the pavement.」

「ここにいるとロンドンが恋しいわ」という日本語約だがメアリーの表現はもっとおしゃれ♡
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バイトレット「 war deals out strange tasks.」
看護学校に入学するシビルについてバイオレットが言うセリフ。
「戦争は人に奇妙な使命感を与えるわ」

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メアリー「please stop treading on eggshells. I've other fish to fry.」

マシューに未練があると思われたメアリーが言うセリフ。
「I've other fish to fry」というのは「他にするべきことがある」というお決まりのフレーズのようです。私はてっきり「他にも釣った魚がいる」という嫌味かと思ってしまいました。

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ブランソン「Then bet on me. And if your family casts you off, it won't be forever. They'll come around. And until they do, I promise to devote every waking minute to your happiness.」

ブランソンがついにシビルに気持ちを打ち明けるシーン。ドキドキしました♡

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【メモ】
●病院の資金集めのコンサートに現れた悪意のあるご婦人たちが戦争に行っていない若い男性に白い羽を渡して「卑怯者」と罵るシーン。
白い尾羽根のある闘鶏は弱いということから白い羽根は弱虫を意味するようです。

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●個人的に面白かったのはシビルが看護学校に入る準備のためみんなが部屋でパッキングをするシーンで、イーディスが「ディナーに誘われるかもしれないからドレスをもっていけば」と言い、シビルが「私は勉強にいくのよ」と断ると、横からすかさずメアリーが「でも1枚くらい」と別のドレスを持ってくるやりとり。
貴族の常識と普通の人の常識が違う事が面白く描かれていてクスッとなりました。